社会福祉法人光寿会

ご相談・お問い合わせは0155-58-6500

職員専用ログイン

REPORT光寿会本部の活動報告

令和5年 新年の挨拶「斬新なデザイン力で人生と地域を拓く」

令和5年 新年のご挨拶 

社会福祉法人光寿会 理事長 森 光弘

 

 新年あけましておめでとうございます。

令和4年、世界中で起きた事件は数え切れません。

災害は天災ばかりでない。パンデミック感染症・戦争・食料とエネルギー危機・円安物価高などなど、これらは人や社会を窮地に追いやる災害と変わりありません。

当法人も新型コロナ感染のクラスターを経験しました。幸い6週もたたないうちに感染は終息しましたが、水際での初動体制、防護服などの個々の感染対策、ゾーニングなど多くのことを学ぶ機会となりました。

 2019年理事長の新年の挨拶で、

『これからの時代のキーワードは、「人工知能」「外国人労働者」「BCP(事業継続計画)」「防災」「働き方改革」「キャッシュレス」ではないかと思います。…そして来るべき令和時代に求められるの「柔軟性のあるデザイン力」です。』とお伝えいたしました。

 十勝管内で例えれば、酪農王国の大樹町が宇宙航空産業基地に向けて大きな改革が始まりました。一方、地場の老舗百貨店が暖簾を下ろし、道外出身者たちが帯広の街中に賑わいをとり戻すために企画・運営の新会社を新設しました。

 共通しているのは、『従来、地域に遺された伝統的産業を、それが負の財産と揶揄されたとしても、別物にデザインできた。』という事実です。

 我々一人一人が地域といかに向き合い、その結果「何が生まれるのか?」「何を次世代に残すのか?」という命題の元、「医療・介護・福祉」というソフト・ライフラインに関わる私たちが、将来を如何にデザインするのか?これが、令和5年からの進むべき方向性です。

 たとえば企業にとって「数値目標」は必要です。しかし、これからの時代では、達成された目標値の向こうにある世界を如何にデザインできているかで、その数値の持つ価値と努力への評価が決まります。

 卯年は飛躍の年と言われます。個々の生活や人生も含め、永続的発展を確実にするために、私たち一人ひとりの「デザイン力」高めましょう。

 地域や会社の置かれた状況が「凶」であっても「大吉」に転ずる「斬新なデザイン力」で飛躍の年としましょう。

今年一年が、皆様方にとりまして安寧と慈愛にみちた日々でありますことを強く願い新年の挨拶とさせていただきます。

 

 

2023年 正月

光寿会について

採用情報