第8回くもん学習療法家族交流会のご報告
平成24年11月24日(土)帯広市とかちプラザ大集会室にて「第8回くもん学習療法家族交流会」を開催しました。
当日は利用者様のご家族や地域の方、他事業所の職員など総勢98名程の方々が参加されました。事例発表は、まず初めに通所リハビリテーションアンダンテをご利用の利用者様が学習療法を通して意欲を取り戻され、車いすから1本杖歩行になるまでの経過報告を行いました。次に、地域密着型老人福祉施設アルペジオの利用者様全員に提供する学習療法の取り組みを発表しました。
会の中盤には、脳の健康教室の紹介や、参加者に向けた脳を活性化させる体操を体験していただきました。会場のみなさまからは、笑い声が聞かれ、とても賑やかで楽しい時間となりました。
最後に、長崎県佐世保市(医)白十字会介護老人保健施設サン 施設長石橋経久様をお迎えし、外科医の視点から見た「認知症に対する学習療法の医学的検証」のご講演をいただきました。
光トポグラフィーを用いた検証では、学習療法の音読や簡単な計算、歌をうたうことで血流が良くなることが実証されており、参加された方々のアンケートでは、「大変勉強になった、本来持っている能力を引き出す学習療法に感動した」「自分の祖母が入所している施設でも学習療法の取り組みをしてもらいたい!」とのコメントを頂きました。
家族交流会は学習療法の成果とその感動体験を皆様に伝えられる場として、今後も開催を継続していきたいと考えています。
来春5月に「大樹町経済センター」、11月には「とかちプラザ」でくもん学習療法家族交流会を開催予定です。興味のある方は是非ご参加ください!