能登半島地震における災害派遣福祉チーム(DWAT)
ケアステーションひかり、リハビリテーション部主任の後藤です。
北海道庁よりご選出いただき、2月5日~2月10日までの間、能登半島地震における災害派遣福祉チーム(DWAT)の第一陣として石川県へ行ってまいりました。
災害派遣福祉チームは、主に避難所で生活をされる方々の災害関連死を予防することを使命としています。
この度は、石川県庁の本部を拠点とし、七尾市・志賀町の複数避難所を巡り、福祉ニーズの調査をすることを主として任務を果たしてまいりました。
訪ねた避難所ではライフラインが整っておりましたが、1か月間も配食や段ボールで間仕切られた空間での生活を強いられているので、今後、栄養の偏りやストレス・運動不足で健康を害さないか心配です。
罹災証明書の手続きや仮設住宅への入居申し込みもこれからとのことで、まだまだ不自由な生活に耐えねばならないようですし、輪島市や珠洲市といった北部ではより被害が深刻と聞き及んでおります。
一刻も早く、安心できる生活を取り戻して、町も復興していただきたいと切に願っております。