社会福祉法人光寿会

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GREETING理事長挨拶

光寿会の理念と信条および行動規範

理事長 森 光弘

光寿会の理念は、「一人ひとりに光をあてることによって、その人の思いに寄り添える介護を実践する」です。介護現場の主役である要介護者に、スポットライトを投射してはじめてその背景に今まで歩いてきた人生の実影が現れます。そのために「あなたのことをもっと教えてください。最期まであなたらしい人生を送れるように支援いたします」、さらに「要介護者が自分の力で光輝ける存在になることを支援する」という信条が生まれました。その延長線上には、「要介護者にとって幸せな最期(看取り・終末)」が待っています。だからこそ、要介護者の「今」をしっかりと援助しなければなりません。

この理念と信条を具体化するために、平成18年2月、くもん学習療法を導入(道内初)しました。学習療法は、脳科学に基づいた認知症進行を予防するコミュニケーション療法のひとつであり、その効果が科学的に実証されています。また、介護者にとって、学習療法中の要介護者への様々な気づきは、より良いケアにつながります。薬物治療と違って、学習療法が人の手を介する認知症療法であるかぎり、その実践にあたっては「丁寧・正確・熱意」が必要不可欠です。この学習療法の経験から、「要介護者にとっての正義が行使されているのか?」「The needs of the patient come first(すべてのサービスは患者のために)」の2点を行動規範としました。

 

 

地域社会への貢献

川島隆太教授が提唱する「スマート・エイジングの未来社会」を創生するために、学習療法の標準化、導入施設間の交流、学習療法の深化をテーマとする「北海道学習療法研究会」の活動を主体的に支援しています。また、十勝・帯広においては光寿会独自の活動として、学習療法によって改善した感動的な事例を発表し、この体験を地域の方々と共有することを目的とした「学習療法家族交流会」を年2回開催しています。また、地域貢献活動の一環として帯広市内と大樹町において「脳の健康教室」を運営しています。

 

 

「世界一の介護」を目指そう

おもてなし(Hospitality)

マザーテレサは、「Hospitality」の意味について「世話をするだけでなく、あなたの心をあたえなさい」と述べています。2013年秋に実施した職員アンケートから「相手に気持ちが伝わる挨拶でなければならない。学習療法は挨拶に始まり挨拶に終わる」とありました。学習療法は、相手を敬い、慮る、「おもてなし」の心に基づく介護所作といえます。

 

How to do learning therapy から Why to do learning therapy への脱皮

学習療法の導入施設が増えてくると、How to do learning therapy(如何に学習療法を行うか)よりもWhy to do learning therapy(なぜ学習療法を行うのか)が重要視されます。そのため、先述の行動規範に沿った言動が一層求められます。

 

科学的根拠に基づく介護の研究と実践

光寿会は、国際医療福祉大学大学院教授の竹内孝仁氏が提唱されている「おむつゼロ特養ホームへの道」のみならず「胃瘻ゼロ特養ホームへの道」に挑戦します。科学的根拠に基づく介護は、現場から無駄と無理と不合理を一掃する王道です。

 

 

一事一徹一貫

私たち光寿会は、万事、「一事一徹一貫」でなければなりません。私たちは全人的ケアを実践する使徒です。そのためには、理事長はじめ幹部職員には、自己を磨き、人間力を高める「修身の努め」が求められます。ひとりひとりが「人生に対する正しいたたずまい」を確立しつつ、「世界一の介護」へ挑戦します 。

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